生きている動物(ペット)をタイ国内に持ち込む場合、事前に輸入許可の取得や必要書類等を準備する必要があります。このページでは、ペットをタイに連れていく際の手続きや流れをご紹介いたします。
下記の情報は、予告なく変更される場合がございますので、実際にペットを連れてタイへ渡航される際には、必ずスワンナプーム国際空港動物検疫所へ事前にご確認いただきますようお願いいたします。
タイ政府が入国時に求める条件
- 動物は健康で感染症の兆候がないこと。
- 出国21日前までに下記のワクチンを接種すること。
- 犬:狂犬病、ジステンパー、パルポウイルス、犬伝染性肝炎、レプトスピラ症
- 猫:狂犬病、猫パルポウイルス(FPV)
- マイクロチップを装着すること。
必要な書類と情報
書類は英文、日本語の場合は英語に翻訳すること
- 申請者のパスポートのコピー(顔写真のあるページ)
- 日本国内の住所とタイ国内での住所
- 動物の個体情報(例:種類、性別、年齢、色、マイクロチップ番号など)
- ワクチンの接種証明書
- ペットの写真(カラー写真でペット顔がはっきりとわかるよう写すこと)
- 入国日程(日時、便名)
- 日本出国時の空港名
- 輸入承認申請書(R1-1)
- マイクロチップ装着証明書
手続きの流れ
- 上記書類と情報をスワンナプーム国際空港動物検疫所「qsap_bkk@dld.go.th」へメール
- 書類は、「PDFファイル」、または「JPEG形式」で送付のこと
- 出国60日前、遅くとも7日前まで
- 手続きに時間がかかる場合がありますので、タイ入国の6週間前には手続き等を開始するようお勧めします。
- 動物輸入通知(Notification for Importation of Animal(s))と犬及び猫の輸入条件(Requirements for the Importation of Dogs and Cats into the Kingdom of Thailand)(タイ政府発行・60日有効)をメールで受領
- 日本政府発行の輸出検疫証明書の発行申請のため、出国する空港を管轄する動物検疫所に連絡
- タイ入国後、ペットを連れてスワンナプーム空港の動物検疫所へ出頭(手荷物受取所ターンテーブル8番付近)、日本政府発行の輸出検疫証明書(原本)、動物輸入通知(Notification for Importation of Animal(s))(タイ政府発行・印刷し持参)、タイ政府(動物検疫所)からのメールのコピーを提示し、書類審査とペットの健康検査を受ける。
- 輸入承認書(Import License)(タイ政府発行)を受領、手数料を納付
- 税関で輸入承認書(Import License)を提示、輸入関税の納付