タイのフルーツ
タイは南国らしい温暖な気候のおかげで、一年中色々な種類の美味しい果物が楽しめるフルーツ天国です。
バンコクの街を歩いていると、あちこちにフルーツの屋台がずらり。

日本ではちょっと高級なマンゴーをはじめ、フルーツの王様ドリアン、甘~いメロン、ジューシーなパイナップル、見た目も楽しいドラゴンフルーツ、そしてスイカやパパイヤまで、色とりどりのフルーツが目に飛び込んできます。
観光の合間にさっと買って、その場で食べられるのも嬉しいポイントですね。
今回は、そんなバンコクでフルーツ好きにぜひ立ち寄ってほしいおすすめのお店をご紹介します!
最近では、簡易キッチン付きのホテルも増えてきているので、量り売りで購入したフルーツを冷蔵庫でしっかり冷やしておき、夜にひんやりと冷えた状態でゆっくり味わうのもおすすめです。
屋台のカットフルーツも手軽で便利ですが、種類が限られていますので、せっかくなら市場やフルーツ専門店で珍しい南国の色々なフルーツを買って、自分の好きな食べ方でゆっくり楽しみましょう!
アクセス
今回ご紹介するお店は、バンコクの中心部・シーロムエリアにあります。
観光客にも人気のエリアなので、このあたりのホテルに泊まる方も多いと思います。
お店の場所は、シーロム通り沿いの「シーロム・ソイ20」の入り口付近です。

目印は、有名なヒンドゥー寺院「ワット・ケーク(正式名称:ワット・プラシーマハーウマーテウィー)」、この寺院のちょうど向かい側にある小道(ソイ20)を入ってすぐ左手に見えてくるのが目的のフルーツ屋さんです。
少量でも気軽に量り売りしてくれるので、いろんな種類をちょっとずつ試してみたいという方にもぴったり。
お気に入りのフルーツを見つけて、ぜひホテルでゆっくり楽しんでみてください!
電車で行く場合は、BTSスカイトレインの「セントルイス駅」または「スラサック駅」が最寄りです。
どちらの駅からも徒歩で約10分ほどなので、観光がてら歩いて向かうのもおすすめです。

お近くにマッサマンカレーの超人気店「クルア アロイ アロイ」がありますので、ランチの前後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

バスの場合は、シーロム通り沿いにあるヒンドゥー寺院「ワット・ケーク(ワット・プラシーマハーウマーテウィー)」前のバス停で下車。
寺院の向かい側にある小道「シーロム・ソイ20」に入って直ぐ左手です。
タクシーで行く場合は、運転手さんに「シーロム・ソイ20」と伝えればOK
降りたらソイのすぐ入り口にフルーツ屋さんがあります。
ギャラリー

お店は、シーロム通りからシーロム・ソイ20に入って直ぐ左手、色とりどりの鮮やかなフルーツが所狭しと並んでいます。

7月から10月頃にシーズンを迎えるリュウガン(ロンコン)と5月から8月頃にシーズンを迎えるマンゴスチン(マンクット)

リンゴといミカン、ドラゴンフルーツが陳列されています。
ミカンの後ろのドラゴンフルーツ(ケオマンコン)は、果肉が「白色」のもので、さっぱりとした甘さが特徴です。
冷やしてそのまま食べるのはもちろん、スムージーやサラダ、ヨーグルトのトッピングにもぴったりです。

こちらのドラゴンフルーツ(ケオマンコン)は、果肉が鮮やかな「赤色」をしており、一般的な白肉タイプに比べて甘みが濃厚でジューシーなのが特徴です。
フルーティーな香りとしっかりとした甘さで、初めて食べる方にもおすすめの品種です。
両方を購入して、味の違いを楽しんでみるのも贅沢な楽しみ方です。

タイでポピュラーな柑橘系の果物「ポメロ(ソムオー)」。
写真のものはやや小ぶりなサイズですが、一般的にはグレープフルーツよりも大きく、シャキシャキとした食感が特徴です。
甘みと酸味のバランスが良く、さっぱりとした味わいで、タイではデザートやサラダにもよく使われています。

タイでもさまざまな種類のリンゴ(エップン)が販売されていますが、日本のリンゴと比べると、甘みも酸味も控えめな印象です。
その分、みずみずしく軽い食感で、暑い気候にも合っているのかもしれません。

タイでは種無しブドウも広く流通しており、スーパーや市場で手軽に購入できます。
日本のものに比べると粒はやや小ぶりなものが多いですが、皮ごと食べられるタイプもあり、手軽なスナックとして人気です。
甘さは品種によって異なりますが、比較的あっさりとした味わいが多く、暑い気候でも食べやすいのが特徴です。

左上のシュガーアップル(ノイナー)は、タイのフルーツの中でも少しユニークな存在です。
菱形模様のゴツゴツした見た目とは裏腹に、中はとろっと甘くてクリーミー!種が多いですが、その分ひと口ひと口が濃厚で、デザート感覚で楽しめます。
4月~8月頃が旬で、日本ではめったにお目にかかれませんので、見かけたら是非チャレンジしましょう!

最強コンビの「マンゴスチン(マンクット)」と「マンゴー(マムアン)」!
甘みと酸味のバランスが最高で、タイに来たらぜひ食べたいフルーツの定番です。
しかも、リーズナブルな価格でお腹いっぱい楽しめるのが嬉しいところ。これぞタイの醍醐味!

左側のリュウガン(ロンコン)は、見た目は少しジャガイモのようですが、中はジューシーでほんのり甘酸っぱいライチのような果肉です。
写真のように房になって売られてることが多く、手で簡単にむけるので、ついつい食べ過ぎてしまいます。
ただひとつの注意点は…糖度が高いせいか、手が松ヤニを触ったようにベタベタになります!
!食べるときはウェットティッシュ必須です。

手前の緑色の球体は、タイでよく見かけるフルーツ「グアバ(ファラン)」、シャキッとした食感で、甘さは控えめです。
そのまま食べるのではなく、塩や砂糖、唐辛子を混ぜたディップ(プリックグルア)につけて食べるのがタイ流!
クセがなくてさっぱりしてるので、暑い日にぴったりのスナック感覚フルーツです。
奥の「パパイヤ(マラコー)」は、タイではとっても身近なフルーツ、熟したものはとろっと甘くて、デザート感覚で楽しめます。
逆にまだ青い未熟なものは「ソムタム(青パパイヤのサラダ)」に使われて、シャキシャキ食感と酸っぱ辛い味付けがクセになります。

見た目はモジャモジャですが、中身はプリッとジューシー!タイの市場や道端でもよく見かける夏の定番フルーツ「ランブータン(ンゴ)」。
ライチに似た甘さで、クセがなくてとっても食べやすいフルーツです。
皮は手で簡単にむけるので、1個食べたら止まらなくなります!

タイといえばやっぱり「マンゴー(マムアン)」!
甘くてとろけるような果肉は、まさに南国のごちそうです。
完熟マンゴーはもちろん美味しいけど、青いマンゴーをスパイシーなディップにつけて食べるのもタイならでは、 スイーツでもおつまみでも楽しめる万能フルーツです!