喜ばれるタイ旅行のお土産
皆さん、タイ旅行のお土産はどこで購入されますか?
一般的には、デューティーフリー(免税店)や空港の売店が思い浮かぶのではないでしょうか?
確かに空港までの移動を考慮すると空港で購入した方が持ち運びしないで済むので楽ですし、「The お土産」と称されるマカダミアナッツ入りのチョコレートやお酒類が豊富にありますので、とても便利ですよね。パッケージにはタイの観光スポットの写真が入っており、職場や取引先にも持って行けそうな無難なものが多く、選ぶのも悩まずに済みますので納得です。
しかも搭乗までの長い待ち時間を有効活用することもできるので、一石二鳥です。
ひと昔であれば、自分へのご褒美や大切な方へのプレゼントとして、高級ブランドのバッグや時計、アクセサリー、化粧品などが人気でしたが、ここ最近の為替の円安とタイの物価上昇の影響で、わざわざ海外で購入する方も少なくなっているように感じます。
せっかく海外旅行でタイを満喫しに行くのであれば、お土産を渡した時に話が弾みタイの魅力が伝わるものがいいですよね?
ここでは、気軽に購入できて、かつタイらしいお土産をご紹介いたします。
ポピュラーなお土産
タイビール
タイのメジャーなビールは、獅子のマークの「シンハービール」と象のマークの「チャーンビール」、そして豹のマークの「リオビール」の3種類が一般的です。
シンハービールが一番辛口で、日本のアサヒスーパードライに近い味でしょうか、チャーンビールは、シンハービールと比べると少々物足りなさを感じますが、ビールが苦手な方も飲みやすい初心者向けに感じます。リオビールは、シンハービールとチャーンビールの中間のマイルドな口当たりが特徴です。
あくまで個人的な感想になりますので、ご自身でお試しいただきお気に入りの1本を見つけましょう!
ビール好きな方へのお土産
ご存知の方も多いかと思いますが、上記3銘柄のビールはメジャーなため、日本でも簡単に入手可能です。
日本のビールと比べて少々割高ですが、タイ料理店やバーなどでも飲むことができるため、ビール党の方にとっては新鮮味に欠けるお土産となってしまいます。
ビール党の方へのお土産として、タイのクラフトビールやご当地の地ビールをご検討ください。
難点は、重たいので持ち運びに苦労します。また、どうしても移動の際に振動で揺れてしまいますので、心なしか帰国後に飲むタイのビールは味か落ちている様な気がしますが、気のせいでしょうか?
NARAYA
色とりどりのキルティングを使用したバッグやポーチ、雑貨など、豊富なサイズとカラーバリエーションからチョイスできる人気のブランドです。
NARAYAは、タイ屈指の高級デパート「アイコンサイアム」や「サイアムパラゴン」などにもテナントが入っていますが、実は非常にリーズナブルな料金、かつ取扱商品は全てハンドメイドの高品質になりますので、お土産にもピッタリな商品です。
特に品質には徹底してこだわっており「生地デザイン、商品デザイン全てNaRaYaオリジナル」、「全てタイ自社工場縫製職人によるハンドメイド」、「キルティングの少しのズレ、ほつれも許さない徹底した品質管理」を念頭に展開しています。
最近では、日本国内の通販でも購入することができますが、せっかく本場タイのNARAYAへ行くのであれば、限定商品や新発売の商品をいち早くゲットしてはいかがでしょうか?
幅広い年齢層の方にご利用いただけますので、ぜひお店へ立ち寄ってみましょう!
アジアン雑貨やタイ生地(タイシルクやタイコットン)
こちらもタイ定番のお土産のひとつ、観光地やデパート、街中のいたるところで購入できるのが魅力です。
人気の商品は、「竹編のカゴ」や「タイ風柄のポーチやトートバッグ」、「タイシルクやタイコットンの生地」あたりの指名が多くなっています。
最近増えているリクエストでは、「お店をオープンするのに店内をアジアン風にアレンジしたい」や「自分の部屋をアジアンテイストにしたい」ので、タイをイメージできる雑貨や生地を購入したいとの声を多くいただきます。
タイパンツ(象柄のパンツ)
タイのパンツ(ボトム)、特に象柄のものが人気です。
ゴムが入った伸縮性のあるウエストで、腰紐でも自由に調節できます。
ゆったりとしたシルエットで、タイの気候でも快適に着用することができます。
1着100バーツ前後から購入できますので、気になる柄を見つけたらまとめ買いしましょう!
カービング(石鹸)
カービングとは、主に石鹸やロウソク、野菜、果物に美しい彫刻を施し装飾する技法で、最近は日本でも定期レッスンや体験教室が増えて知名度も上がってきています。
タイのお土産として「石鹸」のカービングが人気で、持ち運びの際は非常に神経を使いますが、入れ物も凝ったデザインのものが多く人気です。
ハンドメイドのカービング石鹸ではありませんが、リーズナブルな料金でまとめ買いされる場合は、色々な形や香りが楽しめる石鹸や大人気の「ノニ石鹸」もあります。
バラマキ用のお土産
カップラーメン(タイ限定フレーバー)
日本でも期間限定で販売している日清カップヌードルのタイ限定シリーズ、色々な味が楽しめてお土産としても軽くて安いので重宝します。
もちろん、滞在中の夜食やおやつにもピッタリなので、好みのフレーバーを見つけましょう!
お菓子(タイ限定フレーバー)
日本でもお馴染みのお菓子「プリッツ」と「ポッキー」、タイでもスーパーの陳列棚に並んでいます。
お土産としてオススメは、やはりタイ限定フレーバー!
プリッツには「トムヤムクン味」や「ラープ味」、「コーン味」などがあり、ポッキーには「マンゴー味」や「チョコバナナ味」などがあります。
個別に購入するよりもケース(10-12箱入り)で購入した方が持ち運びにも便利です。
ヤードム
タイでは多くの人が所持しているマストアイテム、リップスティックのような形状で中にはメントールなどの液体を染み込ませたフィルターが入っています
使い方は、キャップを開けると小さな穴が空いているので、鼻に近づけ(上級者は鼻の穴に突っ込みます)香りやメントールの清涼感を楽しみます。
この他にも、液体を直接肌に塗るタイプなどもあります。
ヤードムは、タイ人にとって万能薬のようなアイテムで、頭痛や乗り物酔い、鼻づまり、虫刺されなどにも使用されています。
もちろん効果は???ですが、リフレッシュにはもってこいの便利なアイテムです。
金額も安く1本あたり約20バーツ前後、街中のコンビニやドラッグストア、スーパーマーケットなどで購入できますので、まとめ買いをして皆んなに配りましょう!
購入前にパッケージの成分表を確認して購入するようにしましょう。
イチオシのお土産
SACKITEM
SDGs(持続可能な開発目標)が浸透してきている昨今、「SACKITEM」は、主に廃材を利用したバッグや小物入れなどで注目を集めているタイのバンコクが発祥のファッションブランドで、最近では日本でも上陸展開しています。
廃材利用のため素材ごとに1つ1つのデザインが異ります。
発祥の地、タイで自分だけのオリジナル柄を入手しましょう!
タイならではの柄が人気です。
ビニールでコーティングされたものが多いですが、中には素材がそのままむき出しの製品もあります。
こちらはセメントが入っていた袋で作成されたアイテムです。
セミオーダーのバッグ・サンダル
BIG-Cの大型店舗内で見かけることが多くなったバッグやサンダル、財布、小物入れなどのオーダーメイドショップ、ここではリーズナブルな料金で様々なデザインや素材、カラーを選択して、自分だけのオリジナル商品を作ることができます。
バッグのデザインやサイズ、カラーバリエーションも豊富です。
料金も上記のサイズで380バーツになりますので、お土産にも自分用にもいくつも欲しくなります。
職人さんが目の前で1つ1つ丁寧に作ります。
自分がオーダーした商品ができる工程を見学することもできます。
選べる素材とカラーバリエーションの一覧表です。
渡す人を選ぶお土産
虫スナック
タイではポピュラーな「虫スナック」、日本でも様々なところで昆虫食を見かけることが増えてきましたが、まだまだハードルが高く、タイの街中の屋台で見かけても購入して食べようとする旅行者は少ないように感じます。
尚、弊社では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
こちらは、竹虫の幼虫(ロットドゥアン)です。
ギフト用なので金額はそこそこしますが、昆虫食としては入門用なので食べやすいと思います。
「かっぱえびせん」と思ってチャレンジしてみてください!
こちらは、まるでポテトチップスのようなパッケージングされた「コオロギ(チンリッド)の素揚げ・オリジナルフレーバー」です。
このシリーズは金額も安く、お土産としてもピッタリです!
こちらも上記と同じシリーズで、「蚕の蛹(トワマイ)の素揚げ・BBQフレーバー」です。
コンビニやスーパーなどで購入できます。
購入場所
お土産の主な購入場所ですが、「SACKITEM」を除き、ほとんどが街中のコンビニやスーパーマーケット、ドラッグストアなどで購入可能です。
衣類やバッグ類、アクセサリーなどは、チャトゥチャック市場やプラトゥーナーム市場、チャイナタウン周辺の市場、各種ナイトマーケットでの購入がおすすめです。
食べ物は、街中のコンビニやスーパーマーケットで、電子機器やスマホなどはMBKやプラトゥナームの「パンティップ・プラザ」あたりがアクセスしやすく便利です。
- ビッグC / Big C(スーパーマーケット)
- テスコ・ロータス / Tesco Lotus(スーパーマーケット)
- セブンイレブン(コンビニ)
- ワトソンズ / Watsons(ドラッグストア)
- ブーツ / Boots(ドラッグストア)
- ナイトマーケット
- チャトゥチャックなどの市場マーケット
- マーブンクロンセンター / MBK(デパート)
購入時の注意事項
お土産を購入して日本へ持ち帰る際の注意事項として、持ち込みが禁止されているものや検疫が必要になるものがあります。
購入したものの、日本入国時に知らずに税関で没収されることもありますので、事前に確認をしてから購入しましょう。
また、酒類、たばこなどの免税の範囲を超えて持ち込む場合は、課税対象となります。
手続一般、酒類、たばこなどの免税の範囲
- 「紙巻たばこ」のみの場合:200本
- 「加熱式たばこ」のみの場合:個装等10個(1箱あたりの数量は、紙巻たばこ20本に相当する量)
- 酒類:3本(1本760mlのもの)
- 香水:2オンス(1オンス=約28ml,オーデコロン、オードトワレは含まれない)
- その他の品目
- 20万円(海外市価の合計額)
- 合計額が20万円を超える場合には、20万円以内におさまる品物が免税になり、その残りの品物に課税されます。
- 税関は、旅行者の皆さんに有利になるように、免税となる品目を選択の上、課税します。
- 1個で20万円を超える品物、例えば、25万円のバッグは25万円の全額について課税されます。
- 1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のものは、原則として免税となります。
(例:1コ1,000円のチョコレート9コや1本5,000円のネクタイ2本は免税になります)