冬期スケジュール移行に伴う注意喚起-タイ国際航空

プーケット・サンドボックス制度

在京タイ大使館

2021年7月1日より、プーケット・サンドボックス制度の運用が開始されました。

プーケット・サンドボックス制度とは、新型コロナウイルスワクチン接種の規定回数を終えている外国籍に適用される検疫隔離免除(14日間の隔離免除)の制度で、今後はサムイ、クラビ、チェンマイ、パタヤ、ブリラム、最後にバンコク周辺と10~11月まで段階的に拡大する予定です。
また、プーケット島では、住民の新型コロナウイルスワクチン接種率70%をすでに達成しており、サービス業に携わる人々は全員接種を済ませているとの報道も発表されています。

プーケット・サンドボックス利用条件

  • タイ王国政府が定めた許可対象国・地域からご出発の方で、渡航日までの21日間以上、その国・地域で滞在していることが必要になります。
    • 日本からご出発のタイ国籍を有しない者及びタイ国籍者は、ビジネス目的に限りプーケット・サンドボックスの利用が可能です。
  • 渡航日の14日前までに、世界保健機関(WHO)、もしくはタイ王国保健省が承認した新型コロナウイルスワクチン接種を規定の回数終えている方に限ります。また、ワクチン接種証明書(Certificate of Vaccination)の提示が必要になります。
    • 規定接種回数が2回のワクチンの場合、異なる種類のワクチンを組み合わせて接種した場合はワクチン接種が完了していると見なされません。
    • ワクチン接種証明書が英語でない場合は、必ず英語訳を添付する必要があります。
    • 新型コロナウイルス感染後の治癒証明書や回復証明書は使用できません。
    • ワクチン接種を受けていない18歳以下の子供で、保護者と共に渡航する場合は、プーケット・サンドボックスの利用が可能です。
  • 渡航前72時間以内に発行のRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書の提示が必要になります。
  • タイ王国政府が定めた位置情報追跡アプリをインストールし、プーケット滞在期間中は、このアプリを使用しなければなりません。違反した場合、プーケット14日間滞在後の他県への移動が禁止されます。

入国許可書(COE)の申請手順及び必要書類

必要書類

  1. 新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む10万USドル以上の治療補償がある医療保険証
    (タイ滞在中の全期間、補償される保険に限ります)
  2. タイ王国政府の健康安全基準「SHA+(Safety and Health Administration Plus)」の承認を受けたホテルの支払済予約確認書
    • SHABAシステム(SHA Plus Booking Authentication system)もしくは「Entry Thailand」により発行されたSHA+ホテル予約確認書のみ使用可能となります。
    • 入国後の最初の7日間は、同一のSHA+ホテルにて滞在することが義務付けられます。その後、他のSHA+ホテルに移動することが可能になります。(ただしプーケット県内に限る)
    • タイ出国日の記載がない航空券や片道航空券、もしくは14日間以上タイ滞在予定の航空券をお持ちの方は、最低でも14泊以上のSHA+ホテル予約確認書の提出が求められます。
    • プーケット滞在期間が14日未満の航空券をお持ちの方は、滞在期間に合わせた宿泊日数のSHA+ホテル予約確認書が求められます。また、プーケット滞在期間が14日未満の復路航空券はタイを出国する者に限ります。
    • プーケットにて14日間滞在した後、他県への移動が可能になります。
  3. PCR検査予約確認書(ホテルまたは病院に直接ご依頼下さい)
    • プーケット滞在期間が14日間以上の場合、滞在期間中PCR検査を3回実施する必要があります。
    • COVID-19問題解決センター(CCSA)の公式サイトより詳細な情報、及び医療保険の購入が可能です。
  4. 航空券
  5. プーケットへの渡航目的がビジネスであることを証明する書類(プーケット県内もしくは、他県のビジネスパートナーからの招聘状、もしくはタイ国内にて自身が事業主であることを証明する書類など)ただし、他県でのビジネスはプーケット滞在14日後に限ります。

COEオンライン申請

  • 入国許可書(COE)オンライン申請システムよりご申請下さい。
    • 渡航日の7日前までに申請手続きを終えて下さい。
    • タイ入国前に追跡アプリケーション「Thailand Plus」をダウンロードし、登録手続きを行って下さい。

その他注意点

  • タイ到着後、プーケット・サンドボックス・プログラムの利用対象資格を満たしていないことが判明した場合、隔離措置施設(ALQ)にて14日間の隔離が求められます。又は、直ちにタイから出国する措置が取られます。
  • プーケット14日間滞在後、他県への移動を希望する場合は、プーケット滞在期間中に実施した全回数分のRT-PCR検査を用いた新型コロナウイルス非感染証明書の提示が求められます。
  • 上記の内容は予告なく変更する場合があります。