報道によると2021年11月より新型コロナウイルス感染「低リスク国」からの外国人に限り、首都バンコクを含む15都県で14日間の隔離措置の免除が発表されています。
低リスク国として最初に10カ国が予定されており、現時点ではシンガポール、ドイツ、中国、米国、英国などが対象となっておりますが、日本が含まれるかは不明です。
仮に日本が対象国に入らなかった場合でも12月より更に対象国を増やす予定となっておりますので、気軽に行けるタイ旅行の復活に期待が持たれます。
弊社で特にお問合せの多い「タイと日本それぞれの出入国条件」をまとめましたので、隔離免除までの短い期間になりますが、活用いただけると幸いです。
2021/10/18(月)現在タイ入国
規制あり
2021年10月1日より、渡航日の14日前までに、世界保健機関(WHO)もしくはタイ王国保健省が承認した新型コロナウイルスワクチン接種を規定の回数終えている方に対して検疫隔離期間が7日間に緩和されます。
また、政府関係機関または地方自治体より正式に発行されたワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の提示が必要になります。
必要書類(隔離措置施設の場合の申請時必要書類)
- 入国許可書(COE)
- 渡航日の7日前までに、入国許可書(COE)オンライン申請システムよりご申請下さい。
- 発行までのフロー詳細につきましては、下記「入国許可証 (COE) 申請に関する注意事項」をご確認ください。
- パスポートのコピー
- 有効なタイビザまたは再入国許可証のコピー(必要な場合のみ)
- 日本はビザ免除国に該当
- タイへの入国が観光目的の場合に限り、一回の入国につき30日以内の滞在であれば査証(ビザ)取得を必要としません。
- 新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む10万USドル以上の治療補償がある医療保険証
- タイ滞在中の全期間補償される保険に限ります。
- タイに居住しているタイ国籍を有しない方、または長期滞在の方は、医療保険期間が最低1年必要になります。
- ワクチン接種証明書
- 政府関係機関または地方自治体より正式に発行されたワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)に限ります。
- 保護者と共に渡航するワクチン接種を受けていない18歳以下の子供の隔離期間は、保護者のワクチン接種状況により決定された隔離期間と同じになります。
- 航空券
- 隔離措置施設(AQ)予約確認書
- AQ / SHA+ホテル / Samui Extra Plus ホテル予約確認書
- 隔離措置施設(AQ)予約確認書は、宿泊費等全額支払い済(Fully paidのスタンプ等)、もしくは15,000タイバーツ以上預り金を支払済みであることが明記されたものをご提出頂く必要があります。
- 渡航前72時間以内に発行されたRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書
- T.8 Form(タイ王国健康質問書)
- PCR検査予約確認書(サンドボックス制度ご利用の場合のみ)
入国許可証 (COE) 申請に関する注意事項と発行のフロー
- 事前承認
- タイへの入国資格を証明するために、システムに個人情報入力、及び必要書類アップロード
- その後、タイ王国大使館・総領事館は、3営業日以内に書類審査し事前承認
- 入国許可証 (COE) 発行
- 事前承認完了後、航空券及び隔離措置施設(AQ)予約確認書をシステムにアップロード
- 事前承認にて医療保険証を提出していない場合は、この段階で提出して下さい。
- 渡航情報のご提出後、タイ王国大使館・総領事館は、3営業日以内にCOEを発行
- 入国許可証 (COE) ダウンロード
- 申請者は「Check the result(結果を確認する)」により登録状況の確認が可能
- 入国許可証 (COE) 発行完了後、登録システムより直接「入国許可証 (COE) 」をダウンロードすることができます。
プーケット・サンドボックス
プーケットに滞在する場合、ワクチン接種を完了している方は隔離が免除されます。
サムイ・プラス
サムイ島、パンガン島、タオ島に滞在する場合、ワクチン接種を完了している方は隔離が免除されます。
タイ出国
規制なし
タイ出国について特に規制はありませんが、日本入国時に検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提示が必要となるため事前の取得が必要になります。
「出国前72時間以内の検査証明書」が提示できない場合、検疫法に基づき、日本への上陸が認められないことになります。
所定のフォーマットや検査要件等の詳細については、こちらを参照してください。
日本入国
規制あり
タイで新型コロナワクチンを接種され、日本に入国される方は、以下の3種類のワクチン接種証明書のいずれかを日本入国時に提示することによって、待機期間短縮措置を受けることができます。
- ファイザー
- アストラゼネカ
- モデルナ
上記のいずれかを2回以上接種していることが条件
タイから日本への入国時に必要な書類、及び入国後の検疫措置等は下記のフローになります。
- 検査証明書の提示
- 検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提示が必要です。
- 「出国前72時間以内の検査証明書」が提示できない場合、検疫法に基づき、日本への上陸が拒否されます。
- 所定のフォーマットや検査要件等の詳細については、こちらを参照してください。
- 誓約書の提出
- 14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等についての誓約が必要になります。
- 誓約書が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機となります。
- 誓約に違反した場合は、検疫法に基づく停留措置の対象となり得るほか、(1)日本人については、氏名や、感染拡大防止に資する情報が公開され得ること、(2)在留資格保持者については、氏名、国籍や感染拡大防止に資する情報が公開され得ること、また、在留資格取消手続及び退去強制手続等の対象となり得ることがあります。
- 詳細については、こちらを参照してください。
- スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について
- 誓約書の誓約事項を実施するため、位置情報を提示するために必要なアプリ等を利用できるスマートフォンの所持が必要となります。
- 検疫手続の際に、必要なアプリを利用できるスマートフォンの所持を確認できない方は、入国前に空港内でスマートフォンをレンタルしていただくことになります。
- レンタルにかかる費用は入国する方の自己負担となり、クレジットカードをご用意いただく必要があります。
- 詳細については、こちらを参照してください。
- 質問票の提出
- 入国後14日間の健康フォローアップのため、検疫時にメールアドレス、電話番号等の連絡先を確認します。
- 日本国内で入国者ご本人が使用できるメールアドレス、電話番号を質問票に必ず記載してください。
- 質問票WEBより回答し、QRコードを作成してください。
- QRコードはスクリーンショットまたは印刷し、検疫時に提示してください。
- 詳細については、こちらを参照してください。
- 新型コロナウイルスの検査
- 到着された空港において、検査が必要になります。
- また、自宅等で14日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないことが要請されています。
- 移動手段の手配
- 空港から待機する自宅等への移動は各自で手配が必要になります。
日本出国
規制なし
特に規制はありませんが、日本出国前までにタイ入国に必要な書類(ページ上部参照)の準備をお願いいたします。