ワットポーとは?
言わずと知れたタイの三大寺院の1つで、別名「涅槃寺」との呼ばれるワットポーは、頻繁にタイ観光のガイドブックやイメージ動画でも取り上げられています。
ワットポーの一番の見所は、やはり全長46m、高さ15mものインパクトのある涅槃仏ですが、実は「タイ古式マッサージ」の発祥の総本山とも言い伝えられています。
境内には、ワットポータイ伝統医学学校が併設されており、技能を習得をされた方には証明書が発行されますので、これからマッサージ店を開業される方や技術向上のために、日本を含めた世界中から多くの人々が伝統のタイ古式マッサージを学ぶために訪れています。
圧倒的な迫力の涅槃仏、足の裏に施された繊細な装飾にも注目しましょう!
108もの仏教をイメージする建物や仏具、動物などの絵柄が特殊技巧で施されています。
素材に貝殻が使用されているので、ライトに反射してキラキラと輝いており、とても神秘的です。
写真撮影の人気スポットにもなっていますので、忘れずに!
メインの涅槃仏は、建物内の中央に祀られており、その周りを一周回って見学をします。
入り口で履物を脱いで入場すると、タイの小額硬貨「サタン」へ両替することができます。
涅槃仏の背中側には、除夜の鐘と同じ数、108個もの壺が整然と並べられており、壺にサタン硬貨を入れると煩悩を消してくれると言われていますので、是非チャレンジしてみましょう!
三大寺院の「ワットプラケオ(エメラルド寺院)」と「ワットアルン(暁の寺)」とも近いエリアに位置しているため、同日に訪問すると効率の良い観光ルートになります。
アクセス
ワットパクナムまでの行き方は、最寄駅のMRTブルーライン「サナームチャイ駅」から約400-500mほどの距離に位置していますので、徒歩でも十分アクセス可能です。
一人旅や数人の小グループの場合、上記の方法でもアクセスできますが、ファミリーや団体グループの場合は、事前に送迎車をチャーターして効率よく観光しましょう。
貸切バス・貸切チャーター
- 名称:ワット・ポー(涅槃寺) / Wat Pho(Wat Phra Chetuphon Wimon Mangkhalaram Rajwaramahawihan)
- 住所:2 Sanam Chai Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200 Thailand
- 電話:0830577100
- 営業時間:8時00分~19時30分
- 入場料:300バーツ
ワットポーの涅槃仏
全長46m、高さ15mの涅槃仏、通常のカメラでは全体像を撮影することが困難な大きさです。
頭部の方から撮影した涅槃仏
黄金に輝く涅槃仏、いつ訪問しても綺麗に保たれております。
お顔を下から撮影、高さ15mもあります。
頭部には、悟りを開き、高い知恵を有していることの象徴とされる白毫(びゃくごう)が施されています。
煩悩と同じ数の108個もの仏教関連の絵が装飾されています。
こちらは貝殻を材料に装飾されていますので、ライトに反射してキラキラと輝きを放っています。
涅槃仏の周りには壷が108個並んでいます。
タイの少額高価サタンを入れると煩悩が消えると言い伝えられており、訪れた人は熱心に投入しています。
サタン硬貨は、お堂の入り口にて現金20バーツと交換できます。
ワットポーの見所
訪問時のマナー
ワットプラケオのように、入場時に厳しい服装チェックはございませんが、ここはあくまで「寺院」になります。
参拝者の邪魔や不快にならないよう、くれぐれも下記のような服装で訪れないようにご注意ください。
- ノーズリーブやタンクトップ(インナーとしての着用はOK)
- 丈の短いシャツ(腹部の見えるものはNG)
- シースルー素材の服
- ハーフパンツや踝の見える7部丈のパンツ
- ダメージパンツ(クラッシュ加工の穴の空いたパンツ)
- レギンスやタイトなシルエットのパンツ
- 丈の短いスカート
騒いだりバタバタ動き回ったりして参拝者の邪魔をしないようご配慮ください。
特に涅槃仏の安置されているお堂には、連日多くの参拝者や観光客が訪れています。
写真や動画の撮影に夢中になり、お祈りをされている方々の邪魔にならないよう、十分にご配慮ください。
女性の方は、くれぐれも僧侶に触れないようご注意ください。
寺院内に限らず、街中でも女性に触れる行為は、戒律違反になってしまいます。
飛行機に搭乗する際にも僧侶を対象とした優先搭乗や電車内の優先席も僧侶は対象となっているくらい非常に厳しいルールとなっています。
混雑しているフロアでは、撮影や観光に夢中になり、僧侶にぶつかったりすることのないよう、周りには十分な注意を払ってください。