ワット・シースパンについて
タイの北部には、色(カラー)をテーマにした寺院が多く、有名なところではチェンライの「ワット・ロンクン(白い寺)」や「ワット・ロンスアテン(青い寺)」あたりがメジャーですが、こちらチェンマイの「ワット・シースパン」も色をテーマにした人気上昇中の寺院です。
ワット・ロンクン(白い寺)
ワット・ロンクンについて ワット・ロンクンは、チェンライ出身のチャルムチャイ・コーシッピパットさんが1997年に建築した比較的新しい寺院で、その容姿のとおり真っ白な純白の外観から「ホワイト・テンプル(白い寺)」とも称され、チェンライでも大人...
ワット・ロンスアテン(青い寺)
ワット・ロンスアテンについて チェンライには「色」をモチーフにした寺院が多く、あの有名な「ワット・ロンクン(白い寺)」もその内の1つですが、こちらは「青色」をメインカラーとしているため、別名「ブルーテンプル」とも呼ばれています。 ワット・ロ...
ワット・シースパンのカラーは、銀色(シルバー)で、通称「銀の寺」とも呼ばれていますが、実は現在の姿になったのは最近の2008年のことで、銀細工職人が集まり布薩堂を銀で改修したことにより現在の銀色のワット・シースパンが誕生した経緯があります。
ワット・シースパンの見どころは、やはり職人技術が光る銀細工を施した装飾で、細かな模様がその技術の高さをうかがわせます。
比較的小規模な寺院なので、時間をかけて細部をゆっくり見学しましょう!
ワット・シースパンの布薩堂内
布薩堂内への女性の入場は禁止されていますのでご注意ください。
仏像の周りにも銀細工が施されたデザインが採用されており圧巻です。
銀色の世界の中で仏像が唯一金色なので映えます。
仏像を囲む天井付近にも見事な装飾が施されています。
布薩堂入口の上部に飾られているブッダ模様のレリーフ
布薩堂内の壁も抜かりなくいい仕事をしています。
ワット・シースパンの銀細工
布薩堂の外壁に描かれた世界、昔のこの辺りをイメージした模様でしょうか。
中心には大きな菩提樹のある寺院が描かれています。
ブッダなどの一部は金色に装飾されています。
この1枚から気の遠くなるような時間と労力が費やされたことが伺えます。
円の中には建物やタワーとその名称が刻まれています。
ワット・シースパンのギャラリー
ワット・シースパン情報
- 名称:ワット・シースパン(Wat Sri Suphan)
- 住所:100 Wua Lai Rd, Tambon Hai Ya, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50100 Thailand
- 電話:0614032815
- 時間:7時00分~18時00分
- 料金:50バーツ
注意事項
ラーンナー王朝時代から伝わる古くから受け継がれてきた習わしや信念により、布薩堂への女性の入場は禁止されていますので、ご注意ください。