ピンクガネーシャ(ワットサマーン)とは?
バンコクから東へ約1時間30分、パタヤとの中間のチャチュンサオ県に位置する巨大なピンクガネーシャ像で有名なワットサマーンは、最速で願い事が叶うパワースポットとして、週末はタイ人が多く押し寄せる人気の寺院です。元々、タイの人々の間で人気のあるローカルなお寺でしたが、インスタ映えするそのインパクトある姿から、次第に観光客の間にも広まってきました。
寺院の参道にはちょっとした市場や屋台、露店が並んでいますので、小腹が空いたら食べ歩きも楽しめます。もちろん境内には川岸のレストランや食堂がありますので、時間を気にせずのんびりできます。
ピンクガネーシャの観光後には、隣接して流れているバーンパコン川にてリバークルズもお楽しみいただけますので、時間に余裕がある方は是非チャレンジしてみましょう!
- 名称:ワット・サマーンラッタナーラーム
- 時間:8時00分〜17時00分
- 料金:無料
交通手段
事前に手配する場合
ピンクガネーシャ(ワットサマーン)へのアクセスですが、最も楽で安心な方法は「貸切バス」や「貸切チャーター」、「オプショナルツアー」を利用する方法です。ご宿泊のホテルから目的地のピンクガネーシャ(ワットサマーン)まで連れて行ってくれますので、事前にルートや時刻表を調べたりする手間が省けます。また、大規模な団体や小さなお子様連れのファミリー、友人グループなどの方々は特にオススメの方法です。
自力で行く方法
できるだけ節約して自力で行く場合、いくつかの方法がありますが、今回は比較的簡単でポピュラーなロットゥー(乗り合いのミニバン)を利用したアクセスをご紹介させていただきます。
最初にピンクガネーシャ(ワットサマーン)のある町「チャチュンサオ」への移動は、バンコクの「東バスターミナル(エカマイバスターミナル)」よりアクセスします。
「東バスターミナル(エカマイバスターミナル)」は、BTSスカイトレインのエカマイ駅近く「2番出口」を降りてすぐの場所にあります。
東バスターミナルの正面より入って突き当たり右端の「18番」チケット売り場でチャチュンサオ行きのチケットを購入、チケットブースには日本語で「ピンクガネーシャ」と書いてあります。
運賃は片道99バーツです。
チケットはレシートタイプ、乗車時にチェックされますので、無くさずに保管しましょう。
バスターミナルにはコインロッカーもありますので、スーツケースなどの大きな荷物がある方も安心です。
乗車する車両タイプは「ロットゥー」と呼ばれるワンボックスタイプ(乗り合いのミニバン)の車両になります。
「ロットゥー」の車内の様子です。乗車前にお手洗いを済ませ、必要な場合は飲み物などを準備しましょう。
所要時間は約60分〜90分でチャチュンサオのバスターミナル到着
バスターミナルの棟を正面にして左側の通路を進みます(右側がターミナル棟と待合場所、左側が荷台を改造した乗り合いのピックアップトラックのソンテウ発着場)
ソンテウ発着場の奥にピンクガネーシャ(ワットサマーン)行きのソンテウ(乗り合いのピックアップトラック)が待機しています。
ちなみにソンテウの荷台はこんな感じです。
壁際を歩いていると写真付きの時刻表が出てきます。また、運転手がしきりに「ピンクガネーシャ!」、「ワットサーマン!」と声を掛けてきますので、迷うことはほぼ皆無です。
チャチュンサオのバスターミナルからピンクガネーシャ(ワットサマーン)までの運賃は片道30バーツ、所要時間は約20〜30分、終点がピンクガネーシャ(ワットサマーン)になりますので、降車する場所を心配する必要はありません。
一番マシな席は、エアコンが効いている助手席になります。
上記の場所がピンクガネーシャ(ワットサマーン)のソンテウの乗降場所になりますが、渋滞が酷いと隣の病院の駐車場で降車する場合があります。
帰りも上記の場所よりチャチュンサオのバスターミナル行きのソンテウに乗ります。運賃は片道30バーツです。
チャチュンサオのバスターミナル行きソンテウの時刻表です。
チャチュンサオのバスターミナルに到着したらターミナル棟の正面から入って左側の14番窓口でエカマイ(東バスターミナル)行きのチケットを購入してください。運賃は片道99バーツです。
エカマイ(東バスターミナル)に到着です。
ルート上であれば途中降車することも可能です。(例:BTSオンヌット駅で途中下車)
参拝方法
ガネーシャ像の周りにはカラフルなネズミの像が設置されています。曜日ごとに色分けされており、自分の誕生日の曜日と同じ色のネズミに祈願します。この他にも、特に金運にご利益があると言われている2つのネズミの像があり、こちらも大変な人気です。
特に週末は長蛇の列ができておりますので、時間にゆとりを持った行動を心掛けましょう。
- 月曜日:黄色
- 火曜日:ピンク色
- 水曜日(午前):緑色
- 水曜日(午後):黒色
- 木曜日:オレンジ色
- 金曜日:青色
- 土曜日:紫色
- 日曜日:赤色
祈願の方法は、靴を脱いで踏み台の上に立ち、ネズミの片耳に直接願い事を囁いてお願いしますが、ネズミたちが祈願者の代理でガネーシャに願い事を伝えてくれます。願い事を囁いている間は、もう片方の耳を手でしっかり塞ぎ、願い事が外に漏れないようにしましょう。