タイ入国
2022年5月1日より、Test&Go(検疫隔離免除)及びサンドボックス・プログラムによるタイへの入国措置が廃止され、申請者のワクチン接種状況(「ワクチン接種完了者」、及び「ワクチン未接種者/ワクチン接種未完了者」)に応じた措置が適応されることになりました。
ワクチン接種完了者の条件(タイ保健省が認可しているワクチンと規定の接種回数)は、下記の表をご参照ください。
No. | ワクチン名 | 規定回数 |
---|---|---|
1 | CoronaVac (Sinovac) | 2 |
2 | AstraZeneca(アストラゼネカ) / Covishield / Vaxzevria | 2 |
3 | Pfizer(ファイザー)- BioNTech / Comirnaty / Tozinameran (INN) | 2 |
4 | Janssen (Johnson&Johnson) | 1 |
5 | Moderna(モデルナ) | 2 |
6 | Sinopharm / COVILO | 2 |
7 | Sputnik V | 2 |
8 | Covaxin | 2 |
9 | Novavax / Nuvavoxid | 2 |
10 | Medigen | 2 |
Thailand Pass(タイランドパス)につきましては、引き続き申請が必要となります。
タイ渡航をご希望の方は、Thailand Pass 申請システム にて渡航予定日の7日前までにご登録が必要になります。Thailand Pass システムにて登録後 QRコードが発行されますので、チェックインカウンターでの搭乗手続き時、及びタイ到着時の入国手続き時にご提示下さい。
ワクチン接種完了者
渡航日の14日前までに新型コロナウイルスワクチン接種を規定の回数終えており、ワクチン接種証明書をお持ちの方は以下の措置にて入国可能です。
Thailand Pass 申請の際に使用するワクチン接種証明書についてワクチン接種証明書は国の公的機関・地方自治体により発行されたもので、氏名・生年月日・国籍・パスポート番号・ワクチン接種の詳細情報全てが記載されているものをご使用下さい。紙版ワクチン接種証明書が推奨されます。
なお、マイナンバーカードをお持ちの場合は電子版ワクチン接種証明書を使用可能です。
その場合、氏名・生年月日・国籍・パスポート番号・ワクチン接種の詳細情報を必ず「Certificate of Vaccination」欄に添付して下さい。新型コロナワクチン接種証明書アプリにて取得したICAO VDS-NC (海外用QRコード)を添付する箇所は「Vaccination certificate QR code」の欄になります。「Certificate of Vaccination」欄にQRコードのみ添付した場合は無効となりますのでご注意下さい。
必要書類など
- パスポート
- ワクチン接種証明書
- 新型コロナの治療費等を含む1万米ドル以上の治療補償額の医療保険証(英文)の提示。
タイ入国までの流れ
- STEP1各種予約と書類の準備
- パスポート
- 国の公的機関・地方自治体により発行されたワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)
- 航空券(Eチケット)
- 1万米ドル以上の治療補償がある英文の医療保険証(タイ国籍者は不要)
- STEP2タイランドパス申請Thailand Pass
- STEP3日本出発必要書類の提示(パスポート及びEチケット、タイランドパス、医療保険証など)
- STEP4タイ入国必要書類の提示(パスポート、タイランドパスのQRコード、医療保険証など)
- STEP5空港から移動入国後は自由に移動可能です。
ワクチン未接種者/ワクチン接種未完了者
渡航前にRT-PCR検査を実施する場合
新型コロナウィルスワクチン未接種、もしくは規定の回数を終えていない方でも、渡航前72時間以内に発行されたRT-PCR検査による新型コロナウィルス非感染証明書をご提出頂ける場合は隔離措置が免除になり、またタイ到着後のRT-PCR検査も不要になります。
必要書類など
- パスポート
- 渡航前72時間以内に発行されたRT-PCR検査による新型コロナウィルス非感染証明書(英文、検査医師の直筆サインが必要)
- 1万USドル以上の治療補償がある医療保険証(タイ国籍者は不要)
タイ入国までの流れ
- STEP1各種予約と書類の準備
- パスポート
- 航空券(Eチケット)
- 1万米ドル以上の治療補償がある英文の医療保険証(タイ国籍者は不要)
- STEP2タイランドパス申請Thailand Pass
- STEP3陰性証明書の取得渡航前72時間以内に発行されたRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書が必要になりますので、事前に検査可能な医療機関にてRT-PCR検査の予約を行ってください。
- STEP4陰性証明書のアップロードSTEP3で取得した陰性証明書をタイランドパスへアップロードしてください。
- STEP5日本出発必要書類の提示(パスポート及びEチケット、タイランドパス、陰性証明書、医療保険証など)
- STEP6タイ入国必要書類の提示(パスポート、タイランドパスのQRコード、医療保険証、陰性証明書など)
- STEP7空港から移動入国後は自由に移動可能です。
渡航前にRT-PCR検査を実施しない場合
新型コロナウィルスワクチン未接種、もしくは規定の回数を終えていない方で、かつ渡航前にRT-PCR検査を実施しない場合は、従来どおり「AQホテル(代替検疫施設)」にて5日間の隔離措置になります。
必要書類など
- パスポート
- AQホテル(代替検疫施設)の5泊分予約確認書
空港送迎(片道)、及びRT-PCR検査1回(4-5日目に実施)の費用が含まれることを明記して頂く必要があります。 - 1万USドル以上の治療補償がある医療保険証(タイ国籍者は不要)
タイ入国までの流れ
- STEP1各種予約と書類の準備
- パスポート
- 航空券(Eチケット)
- 空港送迎、RT-PCR検査費用を含んだ5日分のAQホテル(代替検疫施設)の予約(代金支払い済みの予約確認書を用意)
- 1万米ドル以上の治療補償がある英文の医療保険証(タイ国籍者は不要)
- STEP2タイランドパス申請Thailand Pass
- STEP3日本出発必要書類の提示(パスポート及びEチケット、タイランドパス、医療保険証など)
- STEP4タイ入国必要書類の提示(パスポート、タイランドパスのQRコード、医療保険証、AQホテルの予約確認書など)
- STEP5空港から移動到着ロビーに設置されているAQホテル(代替検疫施設)の送迎車両デスクへお越しください。
- STEP65日間の隔離ご予約されたAQホテル(代替検疫施設)にて5日間の隔離となります。
- STEP7PCR検査隔離4〜5日目にPCR検査を実施します。
- STEP8隔離終了検査結果が陰性の場合、隔離終了となり自由に行動可能です。
18歳未満の方に対するタイ入国措置
11歳未満の子供の場合
11歳未満の子供の場合、ワクチン接種証明書を提示する必要はありません。ただし、保護者と共に渡航する必要があります。
12~17歳の子供の場合
ワクチン接種を少なくても1回終えている場合はワクチン接種条件を満たしていると見なされ、ワクチン接種が必要となる入国カテゴリーにて一人で渡航可能になります。または、ワクチン未接種の場合は保護者と共に渡航する必要があり、隔離期間は保護者のワクチン接種状況により決定された隔離期間と同じになります。
新型コロナウイルス感染歴がある方に対するタイ入国措置
感染後3ヶ月以内にタイへ渡航する場合
感染判明日より14日間経過後に渡航が可能になります。
医療機関より発行された治癒証明書・健康診断書をご持参下さい(陽性判明日、療養期間、完治もしくは症状なしの記述、及び医師の直筆サインの記載があるもの)。
感染後数ヶ月間陽性反応が持続する可能性があるため、渡航後タイ国内で陽性となった場合、療養期間を終えている証明になります。
なお、陽性となった場合の措置に関しては、治癒証明書・健康診断書及びその際の症状等を踏まえてタイ疾病管理局の判断により決定されます。
感染後3ヶ月以上経過してタイへ渡航する場合
感染前に新型コロナウィルスワクチン未接種の方は、感染後にワクチン接種を少なくても1回終えている場合、ワクチン接種が必要となる入国カテゴリーにてご渡航が可能になります。
なお、感染前にワクチン接種を規定の回数終えている方については、ワクチン接種条件を満たしていると見なされます。
日本入国
2022年3月19日以降、全ての入国者(日本人を含む)は、出国前72時間以内の検査証明書を提出しなければなりません。検査証明書を提出できない方は、検疫法に基づき、日本への上陸が認められません。出発国において搭乗前に検査証明書を所持していない場合には、航空機への搭乗を拒否されます。
必要書類など
- 出国前72時間以内の陰性証明書
ワクチン3回目追加接種者
ワクチン3回目追加接種者(注2)は、日本入国後の自宅等待機が不要になります。
日本の空港到着後、公共交通機関の使用について制限はありません。
ファイザー、アストラゼネカ、モデルナのいずれかのワクチンを2回、又はジョンソンアンドジョンソンを1回接種した後、3回目にファイザー又はモデルナを接種し、政府等公的な機関で発行された新型コロナワクチン接種証明書(電子的に交付されたものを含む)を所持している者。
ワクチン3回目追加未接種者
ワクチン3回目追加未接種者は、入国後に原則7日間の自宅等待機が求められます。
自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、入国から24時間以内に移動が完了し、かつ自宅等を目的地として最短経路での移動を行う場合には、公共交通機関の使用が可能となります。
入国日の翌日から3日目以降に自主的に受けた検査(注3)の結果が陰性で、その結果を入国者健康居所確認アプリ(MySOS)に登録し、待機終了の連絡がきた方については、その後の自宅等待機の継続は求められません。
例:5月27日(金)にタイから日本に入国する場合…
自宅まで公共交通機関を利用し、5月28日(土)から5月30日(月)まで自宅で待機し、5月30日(月)に自主検査としてPCR検査等を行い陰性と判定された場合、その結果をMySOSに登録し、待機終了の連絡が来た方については、自宅待機は終了し、公共交通機関の使用が可能となります。
- STEP1出国前72時間以内PCR検査を行い陰性証明書を事前に取得してください。
- STEP22022年5月27日(金)タイから日本へ到着
- STEP32022年5月28日(土)〜5月30日(月)自宅待機
- STEP42022年5月30日(月)PCR検査(抗原定量検査)>>陰性と判定された場合>>結果をMySOSに登録
- STEP52022年5月30日(月)待機終了の連絡
- STEP62022年5月30日(月)以降待機期間終了(公共交通機関の使用可能)
水際措置の見直しの概要
上記を含め3月1日以降の水際措置の見直しの概要は、こちらの URL をご参照ください。
外国人の新規入国
外国人の新規入国については、観光目的以外で、日本国内に所在する受入責任者からの受付済証入手後に、査証取得等所定の手続きを行った場合には新規入国が認められます。