旧泰緬鉄道の旅（カンチャナブリー観光）

旧泰緬鉄道とは？
観光のポイント
弊社おすすめのコース
ギャラリー

旧泰緬鉄道とは？

第二次世界大戦中に建設されたミャンマー（当時ビルマ）までを結ぶ全長約415kmの鉄道でしたが、現在はミャンマー側の全線とタイ側の国境から3分の2にあたる区間が廃止され、サイヨーク国立公園やサイヨークノイ滝のあるナムトック駅までが運行されています。

バンコクのチャオプラヤー川西側、シリラート病院近くにあるトンブリー駅からナムトック駅まで1日2往復の列車が運行、この他に週末のみ観光列車がバンコクのフアランポーン駅から運行されており、各観光ポイントで30−40分程停車をしてしながら進んでいきます。見所は、映画「戦場にかける橋」の舞台になったクウェー川鉄橋や高さ30mの岩山の中央を削ったチョンカイの切り通し、そしてデコボコの岩壁にへばりつくように敷かれ、当時の工事の困難さを垣間見ることのできるタムクラセー桟道橋（アルヒル桟道橋）など、観光客に人気の路線となっています。

週末になると満席状態になり良い席が確保できないケースもあります。特にバンコク発の場合、進行方向に向かって左側の席（ナムトック発は右側）は、人気も高く時期によっては予約自体が困難になりますが、ワンズトラベルでは団体グループの方専用で列車車両の貸切手配もいたしますので、お気軽にご相談ください。

観光のポイント

ナコーンパトム

バンコクとカンチャナブリーのほぼ中間点に位置する町、駅を降りると正面にタイ最大の仏塔「プラパトムチェディ」が目に飛び込んできます。両側には屋台や露店、市場が所狭しと並んでおり、地元の生活を垣間見ることもできます。駅からは一本道のため容易にアクセスが可能、メインの仏塔（チェディ）は、高さ約120m、周囲の台座はなんと約205mもあり、ナコーンパトムの代名詞にもなっています。

クウェー川鉄橋

映画「戦場にかける橋」の舞台になったクウェー川鉄橋、普段は徒歩で鉄橋を渡ることができるため、多くの観光客が対岸まで渡って散策しています。また、本線とは別に観光用のトロッコ列車も運行しており、鉄橋をゆっくりとしたスピードで10分程度かけて往復しています。また駅周辺には、当時使用されていた蒸気機関車などが展示されています。

アルヒル桟道橋（タムクラセー桟道橋）

最大の見どころ「アルヒル桟道橋（タムクラセー桟道橋）」、岩壁に沿ってまるで蛇のようにうねった約300mの線路を徐行運転して通過します。ここで乗客は、崖側の席へ移動し身を乗り出して観光するため、電車が傾いて崖に落ちないか心配になりハラハラします。

チョンカイの切り通し

高さ30mの岩山の中央部をくりぬいて線路を敷いた「チョンカイの切り通し」、岩肌を見ると当時の工事における過酷さが伝わってきます。列車はあっという間に通過してしまうのでお見逃しなく！

サイヨーク・ノイ滝

カンチャナブリー中心地よりもさらに奥、サイヨーク国立公園へ行く途中にある地元のタイ人や観光客にも手軽なリゾートスポットとして人気のサイヨーク・ノイ滝、タイ国鉄ナムトック駅からソンテオで約10分の場所に位置しており、週末になると家族連れで賑わっています。また園内には、第二次世界大戦で日本軍が使用した蒸気機関車が展示されています。

弊社おすすめのコース

バンコクからの日帰り小旅行の場合、鉄道を利用すると出発時間や滞在時間が全て決められています。もう少しここで観光したい！などの希望はもちろん論外、遅れた場合でも列車は待ってくれません。出発時間が来たら揃っていなくても発車してしまいます。観光列車の場合でも、車掌のアナウンスはタイ語のみになりますので、滞在時間や出発時間を把握するのも困難です。できる限り貸切バスや貸切チャーターを併用していただく方がお好みの行程コースを観光でき、かつ当日の観光先での時間変更も柔軟に対応いたしますので、時間に限りのある旅行者には最適です。また時間に余裕があり、どうしても全行程鉄道の旅をされたい方は、日本語観光ガイドを手配していただくと安心です。