タイ鉄道の旅（バンコク〜アユタヤ）

アユタヤ遺跡内の移動

アユタヤ到着後の移動手段については、いくつも選択肢がありますが、一人旅〜少人数グループを対象とすると下記のいずれかのパターンが主な候補になります。

それぞれメリットデメリットがありますが、無難で経済的な手段がレンタルサイクルです。
お店により異なりますが、1日あたりおおよそ50-60バーツ位が目安です。
中にはパスポート番号のみの提示でOKのお店もありますが、多くはデポジット(保証金)としてパスポートを預ける必要があります。
パスポートを携帯していない場合は、デポジットとして現金を預ける必要がありますが、自転車の返却時に返金してもらえます。

レンタルバイクのお店も同様、豊富にありますが、運転するにあたりいくつかの注意が必要です。

国際免許証を所持していなくても借りることができますが、検問や停められた際に所持していないと罰金や禁固刑(または両方)の対象となります。

タイのバイクは、125-160ccクラスが主流のため、日本の「普通自動二輪」以上の免許証を所持している必要があります。
普通自動車免許では運転できませんので注意が必要です。

日本と比較して街中でのスピードも速く、びっくりするような運転も頻繁に目にしますので、慣れない方は控えていただいた方が無難です。

配車アプリを利用する場合、タイでは「Grab」と「Bolt」の2つが一般的です。
日本出発前に事前にインストールして情報登録などを済ませておきましょう。

メリットは自分のタイミングで呼ぶことができて、タクシーのように行き先を伝える必要や現金で支払いをする煩わしさがありませんので、初めてタイ旅行をされる方にとっても非常に心強い移動手段です。

デメリットとしては、混雑する時間帯や雨天の日などは、待ち時間が長くなったり捕まらないケースもあります。

また、アユタヤ遺跡のように近い場所に点在している場合は、待ち時間の方が長くなりますので、お世辞にも効率が良いとは言えない場合もあります。

現地でタクシーやトゥクトゥク、ソンテウをチャーターする場合、料金の交渉が必要になります。

もちろん旅行者には高い料金を提示してくるケースが多いため、旅慣れている方は苦にならないかと思いますが、他の手段を検討される方が無難です。

アユタヤ観光のモデルコース

今回は、レンタルバイクを利用したモデルコースをご紹介いたします。

バイクをレンタルできるお店は至る所にありますが、その多くはアユタヤ駅からパサック川の渡し船乗り場までの両側にあります。

いくつか注意点ですが、今回のようにライトアップの観光をされる場合は、多少料金が高くても出来る限りアユタヤ駅からパサック川の渡し船乗り場までの間(川の東側)で借りることをおすすめいたします。
川を渡った西側にも多くのレンタルショップはありますが、渡し船は夕方で運行が終了してしまうため、遅くなるとかなり遠回りをして橋(プリーディー タムロン橋)を渡り駅へ向かう必要がでてきます。
また、お店からアユタヤ駅までの移動手段を確保しないと徒歩で移動するか、あるいは渡し船に特別料金(時間外の運行代)を支払うことになってしまいます。

この他にもレンタルバイクのお店には、ライトアップを見てから戻るので、通常よりも返却時間が遅くなることの交渉も必要になってきます。

遅い観光スタートの場合、全てのバイクや自転車がレンタル中となっているケースも多々ありますので、遅いライトアップの観光でも早めのスケジュールを組むか、あるいはレンタルバイクが戻ってくる夕方頃からスタートするスケジュールが望ましいです。

それでは、いよいよアユタヤ遺跡の旅へご案内いたします。