タイのLCC(格安航空会社)ノックスクートは、6月25日の取締役会で事業終了と会社精算の決議がされました。
ノックスクートは、2014年にタイのLCCノックエアとシンガポールのLCCスクートが設立、日本へもドンムアン空港から成田と関西、札幌の3都市に就航しており、黄色のインパクトのある鮮やかな機材が印象的でした。
先日のタイ国際航空に続いて2社目の経営破綻となりますが、ノックスクートの事業再生は新型コロナウイルスの影響もあり困難と判断され、また事業売却のめども立たなかったため会社精算に至ったとの発表です。
今後のスケジュールについては、7月中旬に行われる株主総会において最終決議となり、2014年からの歴史に幕を閉じる見通しになります。