タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は、4月8日の会議において、現行の入国プログラム「テスト・アンド・ゴー(Test&Go)」の条件の緩和措置が承認されました。
報道では5月1日(日)から施行とのアナウンスもございますが、CCSAによると「新しい簡素化された入国プログラムの実施についてまだ決定していません。ソンクラーン休暇後の状況を評価する必要がある。」と述べており、あくまでソンクラーン後の感染状況を見極めてからのスタートとなる予定です。
変更内容は、入国後1日目に義務付けられているPCR検査が廃止となり、代わりに「ATK検査(抗原検査)」に変更となります。
これにより現在1日目のPCR検査結果が判明するまでは、政府が承認したホテル(SHA Extra Plus/SHA++)などでの隔離待機が強いられておりますが、変更後は到着空港でATK検査(抗原検査)を行い約15〜30分程度の短時間で済むため大幅な旅行者の増加が見込まれております。
今回の緩和措置により、これまで必須であった政府が承認したホテル(SHA Extra Plus/SHA++)の予約が不要になる見込みです。
今回の緩和措置は、あくまで「承認」の段階になりますので、実際に施行される時期につきましては、続報をお待ちください。また、本件は予告なく変更される場合がございますので、タイ渡航申請の際には必ず各関係機関へ最新の情報をご確認ください。