ワット・フゥアイプラーカンとは?
チェンライ(時計台)から北西へ車で約15分、タイ最大の観音菩薩像が鎮座する「ワット・フゥアイプラーカン」は、連日多くの観光客や参拝者で賑わっています。
その巨大観音像の高さは、なんと69m!マンションで例えると約23階の高さに相当します。
メインはもちろん巨大観音菩薩ですが、三層の屋根とチーク材を用いた建築が特徴のランナー様式と中国スタイルが見事に融合した「九重の塔(仏塔)」や「純白の本堂」も大きな見所となっています。
本寺院の歴史は2009年からと意外にも新しいので、観音菩薩の内部にはエレベーターが設置されています。
有料(40バーツ)になりますが、このエレベーターを利用すれば自力で階段を登らなくても高層階(観音菩薩の頭部)へ簡単にアクセスすることができます。
最上部の観音菩薩の「目」からチェンライの街並みを一望できますので、お見逃しなく!
アクセス
- 名称:ワット・フゥアイプラーカン / Wat Huai Pla Kang
- 住所:553 Moo 3 Tambon Mae Yao, Mueang Chiang Rai District, Chiang Rai 57100 Thailand
- 電話:053150274
- 営業時間:7時00分~18時00分
チェンライ中心エリアからソンテウのチャーターが必須となります。
一人旅や数人の小グループの場合、上記の方法でもアクセスできますが、ファミリーや団体グループの場合は、事前に送迎車をチャーターして効率よく観光しましょう。
貸切バス・貸切チャーター
料金
寺院への入場料は無料ですが、巨大観音像の上層部(頭部)へアクセスするエレベーターは有料になります。
料金は、「40バーツ(1名様)」になります。
この他、本堂前から巨大観音像へシャトルバスが運行しています。
徒歩で行くと、ビックリするほどの急坂を下ってから気が遠くなるほどの階段を登る謎の修行がありますので、無難にシャトルバスを利用しましょう!
シャトルバスは無料ですが、運転手の後ろに寄付箱がありますので、乗降の際には忘れずにお気持ちを入れるようにしましょう。
巨大観音像
この階段を登るだけでもかなりの運動量になります。
体力に自信のない方や足の状態が思わしくない方は、無理をせずにシャトルバスを利用しましょう。
下から見上げる観音像、迫力があり圧倒されます。
小高い緑の丘の上に鎮座する観音像、プーケットのプラヤイ(ビッグブッダ)の高さが約45mになりますので、それよりも更に24mも高くなります。
観音像の内部(頭部内の展望台)
観音像からの景色
巨大観音菩薩像の頭部が展望台のようなエリアになっており、エレベーターを利用してアクセスすることができます。
窓(頭部の目)が空いているため、そこからチェンライの街を一望することができるビューポイントになっています。
こちらは観音菩薩の目の位置から真下を撮影した景色になります。
高所恐怖症の方はくれぐれもご注意ください。
純白の本堂
ランナー様式の特徴である複数層の屋根を持つ純白の本堂
階段の両側には、守護神のナーガがお出迎えしてくれます。
本堂前で存在感を放つ黄金の千手観音
白基調の荘厳な本堂内
本堂内では、タンブン(礼拝)をしている方の邪魔にならないよう心掛けましょう。
九重の塔(仏塔)
9階層になっており、それぞれのフロアには仏像が祀られています。